気楽に生きたい。

鳥頭のmemo

ファボだけしてたら認知をもらってた

私はそもそも二次元オタク歴の方が長い。アニメ見るし、漫画も読むし、小説も読む。自然な流れで同人誌も読んでた。

同人誌買うジャンルは多くなくて、イベントの存在も知らなかったからいつも店舗で買ってた。どうして同人誌っていう存在を知ったのかはなんかもう思い出せないよね。一つのジャンルでたくさん本を買ってたから、あるときから作者が同じ本がいくつかあることに気づいた。漫画買うときは〇〇先生の新作だ、とか思ってた気がするけど同人誌は意識してなかった。好きな絵だから買う、みたいな。思えばそれが作者追いのきっかけだったのかも。

 

昔のジャンルの大好きだった先生たちは今何をしてるかはわかんない。何してるんだろうな。創作活動したりしてるのかな~。見つけられてないや。
今でも創作してる先生もいるんだよ。しかもTwitterでリプとかできちゃうんだ。すごいよね。手の届かない存在だったのに、存在してるってわかるんだから。
そんなわけで、同人誌という媒体だけじゃなくて先生が大好きになるっていう現象は私の中ではよくあった。作品が好きだから。
私は身内にもよく好きだということを示す癖がある。癖っていうのかわからないけど。でもそれは意識せずにするからやっぱり癖みたいなものだった。
だから、結構気軽にリプライしたりする。好きです、これよかったです、って。語彙力があまりないからたいそうなことは言えないんだけど、いつも言ってる。でも、やっぱりハードルが高かったりするよね。なんか、表立って好きだと言って迷惑がられないだろうか?とか。奥手だからなのか、控えめだからなのか、陰ながら応援とか言っちゃうし。

 

だからずっと、ファボだけしてた先生がいた。
1年くらいかな。あんまり大きくないカップリングだったから、そこまで多分ファボも多くなかったのかもしれない。覚えてないけど。
なんか声かけるタイミングも失って1年くらいずっとファボばっかりしてた。見てますよ、というより「また書いてくれた!うれしい!宝物にしよう!」って気持ち。そんなこんなで、先生の誕生日が来て、年に1回のことだしおめでとうって言いたいな~って思ってリプライした。ありきたりなことしか言えなかった。でも、初めて声かけて好きだと言えてうれしかった。
そうしたら、「いつもありがとうございます」って言われたんだよね。「いつも」って言葉、すごいよね。今回だけじゃなくて、ずっとだもんね。点じゃなくて線。いつもファボしてるの見てたって。
なんだ、ずーっと好きなのはバレてたのかって照れくさくて笑っちゃった。すっごく照れて恥ずかしくなっちゃって、それからは好きだと言えるときは言ったりするようになった。
ファボされてる数にもよるのかもしれないけど、そういうのって意外に見られてるんだよね。それの積み重ねで、「いつも」になるんだよ。そのいつもが何だかんだ少しでも応援に繋がってるんだよね。
ファボくらいっていうけど、見られてる。だからやっぱり、何らかの形で応援してるなら「応援してる」態度を示していきたいよね。
この話は私のまあまあ気持ち悪くて面白い話だから、なんか大切にしてる。今でもその先生大好き。

 

認知されたいって思ってたわけじゃないけど、されて嬉しかったんだよね。なんで認知って嬉しいんだろうね。創作活動してないから、逆の立場はいまいちわかんないんだけど。やっぱり憧れがあると、認知してもらえると嬉しくなるのかな。個を認識されたくない、っていうのがあんまりないから好きな先生にはなんかちょっとでも覚えてもらえると嬉しい。でも何よりも、新刊が出るのが嬉しい。

 

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